紀州南高梅と梅干しの歴史とルーツ

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【知らなかった梅の歴史】

こんにちは情報発信局ちさとです♬今回は梅の歴史探ってみますね。

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是非利用下さいね。まずは梅の起源と歴史について、次に南高梅を掘り下げてみますね。

梅干しの起源と歴史

梅干しの起源は古代中国にあります。紀元前3000年頃、中国で梅を塩漬けにして保存食として利用されていたとされています。その後、梅干しは中国から日本に伝わり、奈良時代(8世紀頃)には既に日本でも梅干しの製法が確立されていました。

日本における梅干しの歴史は、梅の栽培が盛んに行われていた奈良時代に遡ります。当時、梅は薬草としても利用され、その保存食としての価値も認識されていました。また、梅の木は邪気を払うと信じられており、庭園や寺院、神社などに植えられていました。

中世に入ると、梅干しは武士や庶民の間で広く食べられるようになりました。戦国時代には、武士たちの食料としても重要視され、梅干しは塩漬けの野菜や魚とともに日々の食卓を支えていました。特に、梅干しの塩分や酸味は、栄養価を保ちながら保存する役割を果たし、飢饉などの時には貴重な食料となりました。

江戸時代に入ると、梅干しは一般庶民の食卓にも普及しました。江戸時代の市井の人々は、梅干しを保存食として利用するほか、料理の風味付けや漬物の材料としても重宝しました。また、梅干しの風味は日本酒や焼酎のつまみとしても愛され、梅干しと酒は不可分の関係となりました。

現代でも梅干しは日本の食文化に欠かせない存在です。塩分や酸味が豊かな梅干しは、今でも米飯のお供として親しまれ、また、健康食品としても注目されています。梅干しの風味や保存効果は、日本人の生活に深く根付いており、その歴史は日本の食文化と共に歩んできたと言えます。

梅干しの文化的意義と現代への影響

梅干しは、日本の四季や風土を反映した食品として、文化的な意味も持っています。梅の花は春の象徴とされ、その花が実を結ぶ様子は日本の季節感を象徴するものとして詠われてきました。そのため、梅干しは日本人にとって季節感や風物詩を味わう食品としても親しまれています。

また、梅干しは保存食としての役割だけでなく、その酸味や風味は料理のアクセントとしても利用されています。日本料理においては、梅干しを使った料理が数多く存在し、その独特の味わいが日本料理の魅力の一つとなっています。

近年では、梅干しの健康効果が再評価され、海外でも注目を集めています。梅干しに含まれるクエン酸やポリフェノールは、抗酸化作用や免疫力向上に効果があるとされ、健康志向の高まりと共に世界中で注目されています。

梅干しは日本の食文化や歴史を物語る重要な要素であり、その歴史は古代から現代まで息づいています。その独特の風味や保存効果は、日本人の生活や食卓を彩り、今なお多くの人々に愛されています。

南高梅の起源について

南高梅の起源は、江戸時代、田畑の開墾が難しかった土地で梅の栽培が奨励された事から和歌山で生産が定着。明治時代の終わり、南部町の高田氏が梅の採種を行い、新たな品種を育成する試みを始めました。彼は、病害に強くて収穫が多く、風味が良い梅を求めて試行錯誤を重ね、やがて南高梅という品種を確立しました。

南高梅の特徴

南高梅は、その独特の風味と果肉の美しさで知られています。以下に、南高梅の特徴をいくつか挙げてみましょう。

  1. 果肉の美しさ: 南高梅の果肉は赤みを帯びたピンク色で、見た目も美しく、食卓を彩ります。この美しい色合いは、梅干しや梅酒を作る際にも重視されています。
  2. 風味の豊かさ: 南高梅は、甘みと酸味のバランスが良く、独特の風味を持っています。その風味は、梅干しや梅酒の素材として非常に重宝されています。
  3. 耐病性: 南高梅は、病害に対する耐性が強く、栽培しやすい品種としても知られています。これは、農家にとっては大きな利点であり、広く栽培される理由の一つでもあります。
  4. 収穫量の豊富さ: 南高梅は、比較的収穫量が豊富であり、一つの木から多くの実を収穫することができます。そのため、商業的な栽培にも適しています。

南高梅の栽培と利用

南高梅は、日本各地で栽培されていますが、特に和歌山県や奈良県など、暖かい気候の地域での栽培が盛んです。南高梅の栽培には、日当たりと水はけの良い場所が好まれ、適切な管理が行われることで、美味しい実を収穫することができます。

南高梅は、その美味しさと特徴的な風味から、様々な料理や飲料の素材として広く利用されています。特に、梅干しや梅酒の原料としては欠かせない存在であり、その風味豊かな果肉は多くの人々に愛されています。南高梅について詳しく説明しますね。

南高梅(なんこううめ)

南高梅の特徴と魅力、歴史について。

●南高梅は和歌山県の「みなべ町」発祥の品種です。

●サイズが大きく、皮は薄く、果肉やわらか。種が小さくて実が厚い。

●南高梅の旬の時期は、収穫期にあたる6・7月。

江戸時代、田畑の開墾が難しかった土地で梅の栽培が奨励されたことから、
和歌山県で梅の生産が始まり、定着しました。
その後、明治時代に高田貞楠氏によって大きな果実をつける梅の木が発見され、
これが現在の「南高梅」へとつながっています。
大粒で、肉厚、やわらかな果実は、梅干しだけでなく、様々な加工品にも利用されています。

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南高梅(なんこううめ)名前の由来

ここで話題は、17世紀、江戸時代初期にまでさかのぼります。

土地が痩せて米などの作物が育ちにくかった紀伊田辺藩では、江戸時代初期に「藪梅(やぶうめ)」の生産が奨励されました。

藪梅は果肉が薄く小粒でしたが、生命力が強く、痩せ地や斜面でも育つことから、この地で次第に広がっていきました。

やがて藩でも保護政策をとるようになり、田辺・みなべ地方を中心に定着していった藪梅の栽培。そこでとれた果実で梅干しを作ったところ、江戸でも人気の品になったそうです。

そうして長い時間が過ぎてゆき、明治時代を迎えます。

上南部村長の長男である高田貞楠は、自身の土地で梅の木を育てるなかで、ひときわ豊かに実をつける木を見つけます。しかもその果実の大粒なこと。高田氏は、この木を母樹として育成し、増殖に取り組みました。

さらに時代がくだって昭和25年。「梅優良母樹選定会」が発足し、5年にわたる研究の結果、高田氏の梅が最優良品種に認定されました。

この調査に尽力したのが南部高校の教諭・竹中勝太郎氏とその生徒たちだったことから、校名と高田氏にちなんで「南高梅」と命名されたのです。

「南高梅」の「南」「高」も「南部高校」からとった、とする説もあります。

梅干しのプロ、そして紀州梅干しの伝統を受け継ぐ者としては、先達への敬意も込めて「高校名と高田氏の双方にちなんだ名前」説を推していきたいと思います。

南高梅の特徴

南高梅は皮が薄くて果肉が厚くてやわらかく、種が小さいことも特徴といえます。

青梅のときは全体が緑色ですが、熟していくにつれて黄色味を増していき、日光があたった箇所は鮮やかな紅色がさして、桃のような姿に変化していきます。色だけでなく、熟した南高梅は香りもとってもフルーティに。

梅仕事については、ほかの記事でもいろいろな方法を紹介していますが、南高梅を栽培する農家の多くでは、果実を手で収穫するのではなく、完熟して自然に落下してくるのを待ちます。木から落ちるほどに熟したものが、梅干しづくりに適しているからです。

自然の流れにあわせる。それが美味しい梅干しづくりのポインです。

完熟すると黄色く紅をさしてきます↓↓

南高梅のサイズは、青梅は大きさで、梅干しは重さでわけられます。

S=2.7cm〜3.0cm未満/7g未満
M=3.0cm〜3.3cm未満/7g〜10g未満
L=3.3cm〜3.7cm未満/10g〜14g未満
2L=3.7cm〜4.1cm未満/14g〜19g未満
3L=4.1cm〜4.5cm未満/19g〜25g未満
4L=4.5cm〜4.9cm未満/25g〜31g未満

上記サイズは、あくまでも目安です。ご了承ください。
千里庵では2L・3Lが通常粒、4L・5Lが特大粒と区分しています。

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南高梅の産地

南高梅を生んだ和歌山県は、その他の品種も含むと、梅の生産量全国1位。シェアで見ると、約65%を占めており、2位以下に大差をつけての優勝です。

また、梅の結果樹(実がなっている)面積は4880ha*で、和歌山県全体の面積のうち、およそ1.05%に値する広さ。実際には、みなべ町や田辺市を中心とした紀中・紀南地域が主な栽培地なので、そのエリアに限定すると、結果樹が占める割合はもっと広くなるでしょう。

黒潮のおかげで年間通して暖かく穏やかな気候であること、日照時間が長く雨量が多いこと、カルシウムが多い土壌であることなどが梅の栽培に適している理由です。

※近畿農政局ホームページ「統計情報」R4.11月公表データより

みなべ・田辺地域で江戸時代から400年以上も続く梅の栽培方法が、2015年に「みなべ・田辺の梅システム」として、世界農業遺産に認定されました。 「世界農業遺産」とは、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)に対して、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されるものです。 日本はもちろん、世界に誇れる梅干しを、これからもつくり続けていきます。

南高梅の旬はいつ?

旬、と聞くと「食べごろ」を連想しますが、梅の実は青梅のままでは食べられないこともあり、梅の旬は収穫時期とされています。

南高梅の収穫は6月初旬から始まります。木になっている青梅の収穫につづいて、完熟して地面に落ちた果実の収穫を終えるまでの1ヶ月ほど、梅農家の人々は梅の木が並ぶ斜面に毎日出かけていって、収穫に励みます。

ちょっと早めの5月下旬から6月いっぱいまでが収穫時期です。

「梅雨」の文字に「梅」が含まれていることからも想像できるように、梅と梅雨には深い関係があります。梅雨の降雨量などで、実のなり具合、粒の大きさ、病害虫の発生状況などが左右されるのです。ゆえに、梅農家の人々にとっては、雨模様がとても重要。

一雨ごとに梅が太るといわれるくらい雨は重要です。

南高梅についての話題、いかがでしたか。

いま、私たちが手掛けている梅干しひとつひとつが、歴史をたどっていけば一本の木につながる。その事実を思うと、すこし不思議な気分になります。

耕作に適さないからといって土地を見捨てるのではなく、そこで育つ梅とともに懸命に生きてきた。そんな先人たちへ、あらためて感謝の気持ちがわいてきます。

自然の変化、時代の変化にあわせて、南高梅の魅力を後世に伝えるためにも、試行錯誤しながら、強い思いを燃やしつづけなくてはいけないですね。南高梅以外の品種も紹介しますね。

南高梅以外の後代品種について

収量の年次変動・自家不和合性・黒星病かいよう病罹病性といった欠点を克服するために、南高梅を育種親にして開発された新品種が複数存在する。小粒南高(こつぶなんこう)南高梅の交雑実生と推測されるが、詳しい来歴は不明。複数の系統が存在する。自家不和合性だが豊産性で、果実は20g前後と小さい。南高梅とは別品種だが、慣習的に南高梅として同時出荷することが認められているので、受粉樹として和歌山県では広く混植されている。最近は、開花時期のズレが一部地域で問題となっている。NK14(えぬけーじゅうよん)和歌山県うめ研究所が2009年に品種登録。南高梅と剣先梅の交雑種。自家結実性で収量が安定している。南高梅が結実不良となりやすい北向き園等の不良園地向けに開発された。小粒南高の代わりに受粉樹として植えられることも多い。果実は南高梅より少し小さいが、梅干しとしての品質は同等かそれ以上に優れている。橙高(とうこう)和歌山県うめ研究所が2009年に品種登録。南高梅と地蔵梅の交雑種。自家結実性で収量が安定している。果実にβカロテンを多く含み、熟すと橙色になる。加工方法等を模索中の段階であり、あまり普及していない。星高(せいこう)和歌山県うめ研究所が2019年に品種登録。南高梅と地蔵梅の交雑種。自家結実性で収量が安定している。黒星病に耐病性を有し、減農薬栽培や有機栽培での利用が模索されている。星秀(せいしゅう)和歌山県うめ研究所が2019年に品種登録出願。南高梅と剣先梅の交雑種。自家結実性で収量が安定している。黒星病に耐病性を有し、梅干しの品質も優れている上、南高梅と開花時期が同じなので受粉樹としての普及が期待されている。果実の大きさは南高梅とNK14の中間。熊野仁(くまのじん)2014年に品種登録。南高梅の自然交雑実生。自家結実性で収量が安定している。有機栽培園地で選抜され、黒星病・かいよう病・すす斑病等に耐病性を有する。果実は南高梅と同程度の大きさで、収穫が7日~10日程度早い。薫南高 (かおりなんこう)南高梅を種子親とする新品種。自家結実性で収量が安定している。黒星病に耐病性を有し、豊産性である。果実は南高梅よりやや小さい。パープル南高(ぱーぷるなんこう)2012年に品種登録。南高梅の枝変わり。木の性質は南高梅と同じだが、果実のアントシアニンによる着色が著しく、果実全面が紫色になる。ミスなでしこ(みすなでしこ)南高梅とパープルクィーンの交雑種。和歌山県の三栖地区で開発された。果実のアントシアニンによる着色が著しく、果実全面が紫色になる。自家結実性で収量が安定している。果実は南高梅よりやや小さいものもあります。

梅干しの健康効果と食べ方

梅干しは、日本の伝統的な保存食でありながら、その健康効果は近年ますます注目されています。その理由は、梅干しに含まれる栄養素やその多彩な利用方法にあります。ここでは、梅干しの健康に対する効果と、美味しく楽しむための食べ方について探ってみましょう。

1. 梅干しの栄養価

梅干しには、ビタミンCやポリフェノール、食物繊維などが豊富に含まれています。特にビタミンCは免疫力を高め、ポリフェノールは抗酸化作用があります。また、食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進します。これらの栄養素が組み合わさった梅干しは、健康をサポートする強力な食品となっています。

2. 梅干しの健康効果

梅干しには、消化を助ける酸味成分や抗菌作用のある成分が含まれています。これらは食欲増進や消化促進に役立ち、胃腸の健康を維持します。また、梅干しの酸味は唾液分泌を刺激し、口腔内の清潔を保つ効果もあります。さらに、その抗酸化作用は老化や疾患予防にも貢献します。

3. 梅干しの食べ方

梅干しはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用することができます。例えば、おにぎりやお茶漬けに加えることで、食事のアクセントになります。また、梅干しの酸味が魚料理や肉料理の味を引き立てることもあります。さらに、梅干しを細かく刻んでサラダや和え物に加えることで、食欲をそそります。梅レシピも掲載しますね。

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梅干しは、その健康効果や多彩な使い方から、日常の食卓に欠かせない食品の一つです。ビタミンCやポリフェノール、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれており、消化促進や免疫力向上に役立ちます。さまざまな料理に活用することで、食事の幅も広がります。是非、梅干しを積極的に取り入れて、健康な生活を送りましょう。

かつおと薬味のサラダ万能おろし梅だれ


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梅干しは、日本の伝統的な保存食品であり、その歴史は古くからさかのぼることができます。梅干しは、日本の文化や食生活に深く根ざし、その歴史は日本人の食卓を彩ってきました。

南高梅は、日本の代表的な梅の品種の一つであり、その歴史は日本の梅文化の発展と共に歩んできました。南高梅は、その優れた風味や果肉の美しさから、広く親しまれ、日本の梅干しや梅酒の原料としても重宝されています。ぜひ、ご自身で南高梅の魅力を体験してくださいね

最後にコラムを読んで頂いた方だけの初回限定送料無料お試し梅干人気の3種1080円もお得なので是非利用下さいね。次回お会いできる事を楽しみにしています。

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